久留米は東本願寺派

2013年03月29日 00:00

 久留米藩は、二代藩主有馬忠頼の時代に、西本願寺(本願寺派)と東本願寺(大谷派)に分かれ勢力を競い合っていた真宗に対し、領内の寺を東本願寺派に統一させ、従わない者は他藩に追放しています。その為今でも久留米市内で真宗と云えば東本願寺派(大谷派)がほとんどです。花畑の光明寺は、軍都久留米に来た西本願寺派門徒のために開基されたお寺です。

 逆にお隣の佐賀藩では、関ヶ原で西軍に属した事を西本願寺に、とりなしてもらった恩義があり、藩内では西本願寺派のみとなっています。